
戦国時代、合戦では大勢の武士が参加したため、戦闘も大規模になり敵味方の区別がつかなくなりました。そこで識別の必要性から盛んに使われたのが家紋でした。
元禄時代、町民文化花開き家紋は庶民に解放されました。
武士は名字帯刀を許されましたが、一般庶民は苗字をもたなかった為、家の印としての家紋が急速に広がったといえます。
紋上絵師(家紋を専門に書く職人)は自在に形を変えた紋を世の中に出し、人々はその美しさを競い合ったようです。
こうして家紋は世界に類を見ない優れたデザインと多様性を示すものになりました。

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